2022年9月7日にコロナの水際対策が緩和となりました。
私は規制緩和後の9月中旬に日本からアメリカに出国したので、実際の手続きについて解説します。
結論から言うと、出国時には必要なものはありません。
私の出国時にコロナに関する陰性証明、ワクチン接種証明等は求められませんでした。
あくまで日本への入国時には検疫(コロナ)に関する手続きが発生しますが、出国時には発生しません。
MySOSの登録は早めにしておいた方が良い
出国時には必要なものないと説明しましたが、注意点が1つあります。
それは、スマートフォンへのワクチン接種証明アプリ「MySOS」の登録は出国時にはしておいた方が良いということです。
というのは、日本へ入国する際にはこのMySOSが必要となるからです。
厳密には必須はでありませんが、MySOSを事前登録しておいた方が日本に帰国した際の手続きが早くて、簡単です。
MySOSのインストール方法等についてはこちらから↓
厚生労働省のサイト:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00250.html
また、MySOSの登録には
・パスポートの写真登録
・コロナワクチン接種証明書の写真登録
が必要なので、日本にいる間にこの作業をしておいた方が良いです。
もちろん、海外において登録作業をしてもかまいませんが、
・海外でインターネットが使えなかった
・ワクチン接種証明書を持っていくのを忘れた
等のトラブルもあるかもしれないので、短期間の出張・観光であれば、日本を出国する前にMySOSの登録は終わらせておいた方がいいと思います。
帰国時にこのMySOSのQRコードを機械に読み取らせるだけで日本に入国できます。
陰性証明書は不要ですし、PCR検査もなければ、問診や体温検査といったものもありませんでした。
スマートフォンへのMySOSのインストール、各種情報の登録方法について
MySOSの詳細なインストール方法、各種情報の登録方法については厚生労働省のページに画像付きで細かく解説されています。そちらを参照してください。
厚生労働省のサイトの手順通りに進めていけば、問題なく登録できるかと思います。
登録完了前はMySOSは赤色の画面表示になっているかと思いますが、最終的に以下のような青色の画面になっていれば大丈夫です。
陰性証明書も不要です
2022年9月7日までは、帰国時に72時間前の陰性証明書が必要でしたが、現在は不要です。
陰性証明書は医療機関等においてPCR検査等を受けた上で、「私はコロナにかかっていません。」ということを証明する書類です。
私も2022年9月24日に帰国しましたが、陰性証明書は不要でした。つまり、帰国前にPCR検査は受けていませんし、帰国後も受けていません。
ちなみに、陰性証明が不要となった経緯については、入国時における陰性証明を行っていない諸外国が多い中、日本はコロナ対策で帰国時の陰性証明を長らく求めており、渡航者の時間や金銭のコストが大きいことから、陰性証明を不要とすることになったようです。
たしかに、日本に帰るために海外で2万円~4万円ほどかかるPCR検査を受けることは日本人のお金が海外に行くことになりますし、逆に海外の方は日本に来ることをためらってしまいますよね。
ワクチン接種証明書は忘れずに!
以上のとおり、MySOSの登録が終わっていれば、日本への帰国時にワクチン接種証明書のチェック等はありません。
しかし、アプリがうまく動かない、登録手続きに不備があった時等のためにワクチン接種証明書を紙で持っていっておいた方が良いと思います。
まとめ
以上のとおり、
・日本からの出国時に特別な準備物はない
・ただし、帰国時の手続きをスムーズにするためにMySOSの登録をしておいた方が良い
・念のため、ワクチン接種接種証明書を持っておいた方が良い
ということになります。
海外からの入国時の手続き、準備物については以下の記事で紹介しています。
【2022年9月最新版】コロナ禍における海外からの入国手続き
是非参考にしてください。
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