【2022年9月最新版】コロナ禍における海外からの入国手続き【手続きの流れ、準備物等】

生活関係

前回の記事である

【2022年9月最新版】コロナ禍における海外への出国手続き【準備物等】

 

で、日本からの出国時における手続きや準備物について解説しました。

今回は、海外から日本に帰国した際の手続きについて解説します。

日本への入国時の大まかな手続きについては、

1 検疫

2 入国審査

3 預け荷物受取り

4 税関審査

となります。

手続きの順に解説していきます。

検疫手続きの流れ

2022年9月7日から日本入国時における陰性証明書が不要となりました。

これにより、日本入国時の検疫手続きが緩和されました。

ここでは、私が実際に2022年9月24日にアメリカから帰国した際の手続きの流れについて説明していきます。

海外から帰国して、飛行機から降りるとまず検疫手続きを行います。

飛行機から降りて、検疫手続きの場所まで通路を歩いていると、空港の複数の係員の方から「MySOSとパスポートの準備をしてください」という呼びかけをされました。

そこで、あらかじめ準備していたアプリ「MySOS」を起動して、QRコードの画面を表示しておきましょう。

ちなみに、帰国者のほとんどの方はアプリの登録を終えていて、MySOSの画面が青色になっているようでした。

アプリMySOS

検疫手続きについては

 MySOSのQRコードの画面を機械に読み取らせるだけ

です。一瞬で終わりました。

MySOSの画面の色によって列が分けられていたようなので、青色以外の方であれば、もう少し時間がかかるかもしれません。私は青色だったので機械がピッと鳴って、それで終わりでした。

MySOSの画面(青色)

私の知人は、MySOSの登録が終わっておらず手続きに20分くらいかかったと言っていたので、必ず検疫手続きの前にMySOSの登録を終わらせておきましょう。短期間の出張や旅行であれば、日本を出国する前に登録を終わらせておくのがおすすめです。

ワクチン接種証明を受けており、MySOSの登録が完了しているならば、日本に入国しても問題ないとみなしてこのように手続きを迅速化しているわけですので、当然、その後も隔離されるとか、自宅待機の指示だとかはありません。問診や体温検査といったものもありません。

入国審査手続きの流れ

入国審査は、

1 パスポートを機械に読み取らせて、顔認証を行

2 係員による面接

といったものです。

この手続きも簡単で、手続き全体で5分もかかりませんでした。

この入国審査が終了すれば、預け荷物の受取り手続きに進みます。

入国審査ゲート

預け荷物の受取り

検疫・入国審査が終われば、預け荷物の受取り場所で預けていた荷物を受け取りましょう。

受取り場所はいくつかありますが、航空会社ごとに分かれているので、自分の乗ってきた航空会社の表示がある受取り場所に行きましょう。係員さんも呼びかけてくれているので、迷うことはないと思います。

受取り場所はベルトコンベアになっているので、自分の荷物が流れてくるのを待ちましょう。いつ出てくるかは運次第ですが、私はここで15分くらい待ちました。入国手続きで1番時間がかかった場所と言っていいでしょう。

預け荷物受取り場所

また、荷物を待っていると係員さんとワンちゃんが入国者の荷物をチェックしに来ます。このワンちゃんは、動植物検疫探知犬というもので荷物の中に持ち込みに検査を必要とする動植物がないかをチェックしているのです。私を含めて誰も引っかかっていませんでしたが、発見したらワンちゃんが鳴いたりするんですかね…。

預け荷物を受け取れば最後の税関手続きに向かいます。

動植物検疫探知犬

税関審査の流れ

税関審査では、税関の担当者がいる受付に向かい、あらかじめ書いていた税関申告書を提出します。

私は申告書に記載するような持ち込み物はなかったので、税関の係員さんが申告書を確認して、すぐに審査終了となりました。

税関申告書

この税関審査が終われば入国時の手続きの手続きはすべて終了です。

飛行機到着から税関審査終了までの所要時間は30分程度でした。

預け荷物の待ち時間があったため、このくらいの時間がかかりましたが、その時間がなければもっと早く手続きは終わっていたと思います。電子化が進んでいて、入国手続きはとてもスムーズでした。

入国手続きが終わった後にすること

入国手続きが終わったら空港内で海外の通貨を日本円に戻すことをおすすめします。

もちろん、その時のレート次第で両替をするかどうかの判断は変わってくるかと思いますが、海外に滅多に行かない人であれば、多少損をしても日本円に戻しておいた方が後で面倒な思いをしないと思います。

ただ単に銀行に行くだけなんですけど、家に帰って普段の生活が始まるとなかなか両替に行くのも面倒になって、そのまま海外の通貨を持ちっぱなしになってしまうんですよね…。なので、旅が終われば日本円に戻しておくことをおすすめします。

外貨の両替

最後にすることは、空港からの帰宅です。多くの人は空港出ているバスを利用するかと思いますが、羽田空港でも1時間に1本程度の便数しか出ていません

入国手続き、両替、帰国の連絡等をしているといつの間にか時間が経っていて、バスに乗り過ごして空港で待ちぼうけに…ということもあるので、あらかじめ自分が乗るバスの時間は調べておきましょう。

空港リムジンバス

まとめ

以上のとおり、

 ・日本からの帰国時には登録済みのMySOSがあると手続きがスムーズ

 ・2022年9月以降、陰性証明書は不要。空港での問診、隔離等の手続きもない

 ・預け荷物の受取りに時間がかかっても30分程度ですべての手続きが終了する

ということになります。

MySOSの登録を事前に行っておけば、非常にスムーズに入国手続きが進みます。逆に登録していないと手続きの時間が20分程度上乗せされるようです。

是非、事前に登録しておきましょう。

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