通勤バイクにドラレコは絶対必要⁉二輪にドラレコを付ける必要性を徹底紹介

バイク

こんにちは(^^)/

通勤用バイクとしてVストローム250に乗っているMARUです。

四輪には普及しつつあるドライブレコーダーですが、バイク業界にはまだまだ普及していないのが現状ですよね…。

ただ、僕のように毎日通勤でバイクに乗るライダーにとっては、事故に合うの危険性が一番高いのがバイクですので、本来であれば

バイクこそドライブレコーダーを装着する必要がある

と思います。

信号無視の車に撥ねられて、相手に「青だった」と言い張られたら…

ゾッとしますよね…。

この記事では、

・ドラレコを絶対付けた方がいい理由
・バイクにドラレコを付ける必要性

を徹底紹介していきますので是非参考にしてください。

四輪にはほぼ普及しているドライブレコーダーですが、いざ装着するとなれば、工賃を含めてそこそこのお金がかかります。

では、そもそもなぜドライブレコーダーは必要なのでしょうか?

ドライブレコーダーを絶対つけた方がいい理由は大きく

・交通事故の際に自分の無罪を証明してくれる
・事故の保険請求に有利

・ひき逃げされても相手を特定できる
・他人の事故捜査にも役立つ

などの点が言えると思いますのでそれぞれを詳しく説明していきます。

交通事故の際に自分の無罪を証明してくれる

交通事故の態様は様々だと思いますが、僕が一番懸念しているのが

”信号交差点での交通事故”

です。

例えば、自分が青信号で交差点に進入したとして、赤信号無視の車が突っ込んできたらどうでしょうか?

交差点の形状によっては、こちらの過失もゼロにはならないかもしれませんが、ほとんど過失割合が100対0の交通事故です!

ただ…これは、相手の信号無視が証明された場合の結果です…。

もし、交通事故が起きた交差点の周囲に防犯カメラなどが無かったら?
もし事故が起きた時に他の目撃者がいなかったら?

そして・・・

事故の相手が「青信号で交差点に入った!」「自分は信号無視などしていない!」と言い張ったらどうでしょうか?

警察の友人に聞いたところ、最悪の場合は

立証不可能の事故としてお互いが赤色信号無視をした交通事故

として送検される可能性もあるということです。

この場合、保険請求時にも50対50に近い過失割合として相手の修理費や治療費を負担しなければならないかもしれません。

仮に、自分に重度の後遺症が残ったらと考えたら…最悪ですよね…。

そんな時に力を発揮するのがドライブレコーダーなのです!!

理由は言うまでもありませんね…。

多少画質が悪いドライブレコーダーでも、

信号の色さえ映って入れば、十分に自分の青色信号を立証できる

のです!!

※ドライブレコーダーの中にはLED式の信号灯火がうまく映らないタイプのものもありますので購入の際には注意が必要です。詳細は後ほど…。

ひき逃げされても相手を特定できる

信号が絡む交通事故の次にドライブレコーダーが有効なのが、ひき逃げされた時です!

例えば、自分がバイクを運転していて車に撥ねられた時、相手の車が逃げたらどうしますか?

余裕があれば、相手の車の色やナンバーを覚えられるかもしれませんが、衝撃で吹っ飛ばされた時、そんな余裕はないと思います。

最近では至る所に防犯カメラがあり、一般の車にもドライブレコーダーが多く搭載されているので、警察の捜査でひき逃げ車両が捕まる可能性が飛躍的に高まっていますが、それでも、田舎道で交通量の少ない時間帯などであれば、情報が少なくて相手が見つからない場合もあるかもしれません。

こんな時にもドライブレコーダーを付けているだけで、ある程度は相手が特定できるのです。

夜間に相手のナンバーまで解読できるドライブレコーダーを探そうと思えば、ある程度高性能なモノを探す必要がありますが、相手の車種や色だけでも分かれば十分な捜査の手助けになると思います。

事故の後に逃げるような相手はおそらく無免許運転か飲酒運転など、悪質なドライバーであることは確実ですので、絶対に逃がしてはいけません!!

※僕が取り付けているのは前方録画のタイプですが、後方から追突された場合を想定すれば、前後録画タイプのものをオススメします。

他人の交通事故捜査の手助けになる

これまでは、自分の事故の場合を説明してきましたが、自分がドライブレコーダーをつけていることで、

第三者の無実を証明し、犯人を捕まえる手助けができる

可能性もあります。

例えば、目の前で横断歩道を青信号で渡っている歩行者が車に撥ねられ、その車が逃げたらどうでしょうか?

当然、目撃情報として自分の記憶で警察の捜査に協力することはできますが、突然のことですので、全てをはっきりと覚えておくことは難しいと思います。

そんな時にもドライブレコーダーが役立ちます。

人によっては、「他人のために捜査に協力するのは面倒だ」と思うかもしれませんが、被害者からすれば、ドライブレコーダーの証拠映像が無実・無念を証明できる唯一の情報になるかもしれないので、できるだけ協力してあげるべきでしょう…。困ったときはお互い様ですので…。

あと、有力な情報であれば、捜査の協力費用がもらえるかもしれませんからね…(笑)

バイクにこそドラレコが必要な理由

ここまで、ドライブレコーダーの必要性を説明してきましたが、バイクにはまだまだドラレコが普及していないのが現実です。

では、バイクはドラレコの必要性が低いのでしょうか?

通勤でバイクを使う僕は、二輪にこそドラレコが必要だと思っていますので、ここからは、二輪にドラレコが必要な理由を説明していきます。

重大事故に繋がる可能性が高い

警視庁の発表によりますと、令和元年中の全国の交通事故の死者数は3215人とのことですが、うちバイク(二輪車)の死者数は510人(15.9%)を占めているらしいです。

二輪車は体がむき出しであるのに加え、機動力が高いため、いざ交通事故が発生すれば無傷では済みません。

ケガの無い、いわゆる物損事故であれば、事故後の責任所在はさほど重要にならないかもしれませんが、後遺症が残るような大きな事故となれば、事故の過失割合が後々に大きな問題となってくるのです。

つまり、四輪に比べて重大・重傷事故に発展する可能性が高い二輪こそ事故原因をはっきりさせるドラレコを装着させる必要性が高いのです。

交差点の事故で被害者になる可能性が高い

二輪車は四輪車に比べて車体が小さく、目立ちにくいのですが、これに加え、狭い隙間も通行することができるという特性がありますので、

・四輪車からすれば距離感が掴みにくい
・四輪車の死角に入ってしまう可能性が高い

乗り物であると言えます。

そんな二輪に多い交通事故が、

・四輪の隙間から抜けてきた二輪と右折車両の”右折直進事故”
・優先道路を走るバイクと脇道から出てきた四輪の事故

などの”交差点事故”なのですが、これらの事故では二輪側の過失として、

相手を発見した時の距離や速度・回避可能性はどれくらいあったのか?

ということが問議されます。

つまり、自分の過失割合を最小限にとどめるためには、

自分が安全な速度で走行中に回避不能に近い距離で相手の車が飛び出してきたこと

を証明する必要があるのですが、警察が行う交通事故の捜査は基本的にはスリップ痕跡や事故当事者の供述のみから行われますので、スリップ痕跡が無い場合や相手が自分に都合の良いような供述を行った場合、こちら側の過失を多く取られる可能性も出てくるのです。

そんな時のためにも、ドラレコできちんとした証拠映像を記録しておく必要があるのです。

ひき逃げされる確率が高い

二輪車は安定性が悪い乗り物ですので、ちょっとしたきっかけでも転倒することがあります。

中でもよく聞くのが、

飛び出してきた人やバイクを避けようとして転倒したケース

で、これは”因果関係のある非接触交通事故”となるのですが、相手がそのまま立ち去って行ったという話も時々聞きます。

事故の相手からすれば、こちらに気づいてすらいない場合もあるとは思いますが、悪質な場合であれば、こちらが転倒していることを知りながらも現場から逃げるドライバーもいるかもしれません。

これはれっきとしたひき逃げ事故(事件)になるのですが、例えば

人里離れた山道で対向車がはみ出し、これを避けようとして転倒した場合…

映像などが無ければ、相手を特定することは困難ですし、ましてや相手のはみ出しを立証することなど不可能に近い話になります。

そんな場合、ドラレコを装着していれば、憎きひき逃げ犯人を特定し、事故の因果関係を立証することができるのです。

筆者愛用のおすすめドラレコ

https://www.amazon.co.jp/
AKEEYO ドライブレコーダー商品説明画面

Vストローム250で毎日往復50キロを通勤している僕は、友人の交通事故をきっかけにして、令和3年3月にドライブレコーダーを装着しました。

僕はこれまでにもバイクにドラレコの導入を検討していたのですが、通勤バイクにあまりお金を掛けたくない!というしょぼい理由から、ドラレコの導入を見送ってきました。

そんな、僕は

安価で最低限の機能を備えた”盗難されてもそんなに痛くない”ドラレコ

として、AKEEYO社のドライブレコーダー”AKY-610L”を購入したのですが、思いのほか良い商品だったのでご紹介します。

AKEEYO_AKY-610L

https://www.amazon.co.jp/
AKEEYO ドライブレコーダー商品説明画面

僕が購入したのがこちらの、ドラレコ「AKEEYO_AKY-610L」です。

僕がこのドラレコを選んだ理由としては、通常のドラレコ機能に加え

・1080P画質の録画
・Wifi転送で録画映像を確認できること
・取り付けマウントがVストローム250に合っていること
・USB電源が付いている

という点でした。

Vストローム250には標準装備としてシガーソケットが装備されていますので、USBからシガーへの変換ケーブルさえ購入すれば加工無しで、電源を供給することができたのです。

気になる録画映像は、下に掲載しておきますので参考にしてください。

※僕はVストローム250のウィンドシールド越しに設置しておりますので、若干のシールドの傷、光の反射などがあります。

※価格差に注意してください

まとめ:通勤バイクにドラレコは必須?!二輪にもドラレコが必要な理由を徹底紹介

警視庁の統計によれば、バイクの死亡事故については、

通勤退勤(通勤通学)時に最も多く発生している

と出ているのですが、これらの時間帯は一番多くの車が動く時間帯ですので、当然とも言えます。

事故は起きないに越したことは無いのですが、僕みたいに通勤でバイクを使う人にとっては、バイクに乗っている時に事故に遭う確率が高いのは事実です。

バイクのドラレコはまだまだ普及していませんので、バイク用ドラレコにお金を使うことはまだまだ抵抗があるかもしれません。

ただ、最近では1万円前後でも十分な機能を備えたドラレコが販売されていますし、安価なドラレコでも十分な証拠を残すことができますので、ちょっとでも気になっている方はぜひ検討してみて下さい。

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