バイク用ドラレコは格安品で十分?必要な機能やおすすめ商品を徹底紹介

バイク

こんにちは(^^)/

Vストローム250で毎日50キロ通勤しているMARUです!

ライダーさんの中には

「四輪にはドラレコ付けてるけど、お金がかかるからバイクにドラレコを付けようか迷っている…

という人も多いと思います。

ただ、通勤ライダーさんなどはバイクに乗っている時こそが一番事故に合う確率が高いといえますし、バイクの事故は大きな事故に繋がる可能性が高いですので、僕は

低機能な格安品でも付けないより100倍マシ!

だと思っています。

この記事では、”ドラレコが高いので迷っている”という人のために、

・バイク用ドラレコは格安品で十分
・バイク用ドラレコに必要な最低限機能
・1万円前後のおすすめのドラレコ

という項目について紹介していきますので是非参考にしてください。

四輪には普及しつつあるドライブレコーダーですが、そもそも、どうしてドラレコが必要なのでしょうか?

・ドライブレコーダーが必要な理由
・二輪(バイク)にこそドラレコが必要な理由

についてはこちらの記事で紹介しておりますのでご確認ください⇩

通勤バイクにドラレコは必要⁉二輪にドラレコを付ける必要性を徹底紹介

バイク用ドラレコは格安品で十分?!

最近ではバイク専用のドラレコも数多く販売されていて、

4K録画、暗視録画、前後カメラ

など多種多様なものが販売されています。

ただ、優れた機能の商品を買おうと思えば、当然お値段も高くなってしまいますよね…。

では、バイク用のドラレコには実際どれくらいの機能が必要なのでしょうか?

もちろん、個人個人のニーズによって必要な機能は異なってきますが、僕としては”最低限”

・自分の進路の信号の色を証明できる
・相手の車の色と形を映してくれる

くらいの機能があれば十分にドラレコを付ける意味があると思います!

これからはその理由を説明していきます。

ドラレコが一番活躍する場面とは

ドライブレコーダーの使い方は人それぞれだと思いますが、ドラレコは主に

交通事故の状況を録画する

という目的で付けられます。

その交通事故ですが、当事者同士で一番もめやすいのが、

交差点での事故

で、特に一時停止規制のある交差点や信号交差点での止まった(止まっていない)、赤だった(青だった)という事実は過失割合に大きく関わってきます。

また、これに加え、交通事故の後に相手が逃げた!というような

ひき逃げ事故(事件)

に巻き込まれるケースも想定され、その際にも非常に有効なのがドラレコということになります。

もちろん、この他にもドラレコが活躍する交通事故はたくさんあると思いますが、これら最悪の事態を想定すれば、ドラレコに最低限必要な機能は

・信号の色を映すことができる機能
・相手の車の色と形を判読できる画質

ということが言えるのです。

ここで、「カメラなのだから信号の色を映せるのは当然でしょ?」と思われた人もいるかもしれませんが、ドラレコの中にはLED信号の色が映らないタイプのモノもありますので注意が必要です。※詳細は次にご説明します。

【最低限必要な機能①】信号の色を証明できる機能

ドライブレコーダーは主に交通事故の過失関係を証明するための道具と言えますが、ドライブレコーダーが無い時に一番困る交通事故が

”信号交差点での交通事故”

だと思います。

例えば、自分が青信号で交差点に進入したとして、赤信号無視の車が突っ込んできたらどうでしょうか?

交差点の形状によっては、こちらの過失もゼロにはならないかもしれませんが、ほとんど過失割合が100対0の交通事故です!

ただ…これは、相手の信号無視が証明された場合の結果です…。

もし、交通事故が起きた交差点の周囲に防犯カメラなどが無かったら?
もし、事故が起きた時に他の目撃者がいなかったら?

そして・・・

事故の相手が「青信号で交差点に入った!」「自分は信号無視などしていない!」と言い張ったらどうでしょうか?

警察の友人に聞いたところ、最悪の場合は

立証不可能の事故としてお互いが赤色信号無視をした交通事故

として送検される可能性もあるということです。

この場合、保険請求時にも50対50に近い過失割合として相手の修理費や治療費を負担しなければならないかもしれません。

仮に、自分に重度の後遺症が残ったらと考えたら…最悪ですよね…。

そんな時、非常に有効なのが、ドラレコなのです。

仮に、多少画質が悪いドライブレコーダーであったとしても、

信号の色さえ映す機能

があれば、事故の際に大きな証拠となるのです!!

LED信号を映せないドラレコもある?

ドライブレコーダーでLED灯火の信号機を撮影すると、ほとんどの場合は信号が点滅しているように映るのですが、中には

信号の色が全部消灯して映らない

という症状も稀に発生します。

LED灯火の信号機は目で見るとずっとつきっぱなしに見えるのですが、実はLED灯火は目には見えないような細かな点滅を繰り返しています。

これに対し、カメラの動画撮影についても連続写真のような仕組みで映像を記録するので、双方の周期がズレた場合に点滅・消灯といった現象が起こるという訳です。

信号機のLEDは1秒間に30回(30fps)で点滅を繰り返しているのですが、ドライブレコーダーのフレームレートが30fpsであった場合、最悪の場合は

LED信号の点滅と交互に重なってしまい、消灯しているように映ってしまう

という訳です。

ウェアラブルのスポーツカメラなどは30fpsが標準設定となっている物が多いですし、ドライブレコーダーの中にも標準設定が30fpsである商品がありますので、購入の際には注意してください。

【最低限必要な機能②】相手の車の色と形を映す機能

信号が絡む交通事故の次にドライブレコーダーが有効なのが、

ひき逃げされた時

だと思います。

最近では至る所に防犯カメラがあり、一般の車にもドライブレコーダーが多く搭載されているので、警察の捜査でひき逃げ車両が捕まる可能性が飛躍的に高まっていますが、それでも、田舎道で交通量の少ない時間帯などであれば、情報が少なくて相手が見つからない場合もあるかもしれません。

例えば、人里離れた山道をツーリング中、対向車線をはみ出してきた車を避けようとして転倒した場合…

非接触だったとしても因果関係のある交通事故となる可能性が高いのですが、相手が逃走して、事故状況も判明しなければ(こちらが死亡すれば)単独の自損事故として処理される可能性もあるのです。

こんな時であっても、相手の存在と距離さえ録画していれば十分な証拠となるのです。

高価なドラレコには暗視録画機能などを備えているものもあり、それらの商品を買えば夜間の事故でも逃げた相手を捕まえられる可能性が高まるのですが、

安価で録画性能の悪いドラレコでも付けてないよりは1000倍マシ

だと思います。

安価なドライブレコーダーの選び方・注意点

バイク専用を選ぶ

ドラレコといえば、まだまだ四輪のものが主流ですし、ウェアラブルカメラ(いわゆるスポーツカメラ)をヘルメットに付けてドラレコに代用しているライダーさんも多いと思います。

ただ、四輪のものはそもそも防水性能が備わっていませんし、GoProなどのウェアラブルカメラは非常にキレイで鮮明な動画を録画することができますが、バッテリー式なので、いざという時にバッテリーが切れてしまえば使い物にならない場合もあります。

バイク用のドラレコは四輪用ドラレコやスポーツカメラと違い、

・耐久性
・防塵防水性能
・常時録画機能
・電源供給方法

などに配意する必要があるので、ドラレコを選ぶ際はやはりバイク専用に設計されたものが一番だと思います。

電源供給方法は?

ドラレコの電源には、大きく分けて

・充電バッテリー式のもの
・乾電池式のもの
・車体のバッテリーから直結するもの
・USBやシガーソケットから供給するもの

などがあります。

このうち、ヘルメットに装着可能なドラレコで、外付けのバッテリーや乾電池で電源を確保するタイプのものもありますが、これらの商品は

持ち運びが楽で、盗難の心配もかなり減る

というメリットに対してい、

長時間ツーリングをされる人には向いていない

というデメリットがありますし、通勤で使っていても常に”途中でのバッテリー切れ”を心配しなければならないので、常時録画を考えればオススメできません。(もし、バッテリーが切れた一瞬の間に事故が起きれば悔やんでも悔やみきれませんからね…)

これらを考えれば、ドラレコは多少工賃ががかかっても

・車体のバッテリーから直結するタイプ
・USB(シガーソケット)から供給するタイプ

を選んだ方が良いと思います。

録画性能は?

ドラレコの録画性能についてはもちろん高ければ高い方が良いと思いますが、フルHD・暗視録画・前後録画など、性能が上がれば上がるほど予算も上がってきます。ここからは、最低限必要な録画性能を説明していきます。

録画画質はどれくらいあればいい?

現在市販されているバイク用ドラレコの録画画質は、おおよそ

・前方カメラで720P~4K
・後方カメラで720P~1080P

の商品が主流になっていますが、冒頭で説明したように

・信号の色を録画
・相手車両の色や形を録画

という目的を考えれば

720P~1080P

くらいで十分だと思います。

ちなみに、僕がいま愛用しているドラレコの1080P画質がこちらです⇩

僕のドラレコはVストローム250の防風シールドの手前に付けていますが、この日は小雨が降っていてシールドが少し濡れていることが分かります。

ただ、それでも信号の色(赤色)はもちろん、ナンバーの数字4桁(5367)くらいは十分に読み取れることが分かります。※都道府県名はモザイクを掛けています。

これなら信号無視の車と事故を起こしても証拠は大丈夫ですね!

ちなみに、前方カメラであれば720Pのものより1080Pのものが主流で、値段も安価ですので、1080Pがオススメです。

暗視(夜間)撮影機能は必要か?

バイク用ドライブレコーダーの中にも暗視撮影機能が備わっている商品がありますが、安価なドラレコにはまだまだ普及していません。

では、暗視撮影機能は必要でしょうか?

上に掲載しているのが僕が愛用しているドラレコ(1080P、暗視撮影機能なし)で夜間に撮影した画像ですが、信号の色はもちろん、相手車両の色や形まで十分に写っていることが分かります。

つまり、僕は安価なドラレコを選ぶ際に

暗視撮影機能は必須ではない

と思います。

後方録画は必要か?

近年では、あおり運転が問題視されるようになり、それに伴ってドライブレコーダーも前後録画のものが増えてきています。

では、バイク用ドラレコに後方録画は必要なのでしょうか?

当然ライダーのニーズによって大きく異なってくると思いますが、後方カメラのメリット・デメリットについては

〈メリット〉
 ・後方からのあおり運転を立証できる

〈デメリット〉
 ・値段が高くなる
 ・盗難の可能性が高くなる
 ・選べる商品が限られてくる

という感じだと思います。

つまり、どうしてもあおり運転の証拠を録画したい!というライダーさんは装着すればいいと思いますが、二輪の場合、あおり被害に遭ったとしても脇道や路肩に避難できるというメリットがありますので、後方録画に頼らずとも自身で回避する方が良いのかもしれませんね…。

LED信号灯火を録画できるか?

先ほども説明したとおり、ドライブレコーダーの中にはLED信号灯火をきちんと録画できない商品もあります。

ですので、購入の際には下のようなLED信号に対応しているか否かの表記をきちんと確認しておきましょう。

https://www.amazon.co.jp/
AKEEYO ドライブレコーダー商品説明画面

筆者愛用のおすすめドラレコ

https://www.amazon.co.jp/
AKEEYO ドライブレコーダー商品説明画面

Vストローム250で毎日往復50キロを通勤している僕は、友人の交通事故をきっかけにして、令和3年3月にドライブレコーダーを装着しました。

僕はこれまでにもバイクにドラレコの導入を検討していたのですが、通勤バイクにあまりお金を掛けたくない!というしょぼい理由から、ドラレコの導入を見送ってきました。

そんな、僕は

安価で最低限の機能を備えた”盗難されてもそんなに痛くない”ドラレコ

として、AKEEYO社のドライブレコーダー”AKY-610L”を購入したのですが、思いのほか良い商品だったのでご紹介します。

AKEEYO_AKY-610L

https://www.amazon.co.jp/
AKEEYO ドライブレコーダー商品説明画面

僕が購入したのがこちらの、ドラレコ「AKEEYO_AKY-610L」です。

僕がこのドラレコを選んだ理由としては、通常のドラレコ機能に加え

・1080P画質の録画
・Wifi転送で録画映像を確認できること
・取り付けマウントがVストローム250に合っていること
・USB電源が付いている

という点でした。

Vストローム250には標準装備としてシガーソケットが装備されていますので、USBからシガーへの変換ケーブルさえ購入すれば加工無しで、電源を供給することができたのです。

気になる録画映像は、下に掲載しておきますので参考にしてください。

※僕はVストローム250のウィンドシールド越しに設置しておりますので、若干のシールドの傷、光の反射などがあります。

※価格差に注意してください

最後に:バイクにも必須?!Vストロームにおすすめのドラレコを徹底紹介!!

いかがでしょうか?

まだまだバイクには普及していないドラレコですが、もしもの場合を考えれば、ドラレコは任意保険の次に必須な装備なのかもしれません。

ご紹介したように1万円前後の安価なドラレコでも十分な証拠画像を録画することができますので、1万円で安心購入できると考えれば安い買い物かもしれませんね。

どうしようか迷っている方はぜひ前向きなご検討を(^^)

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