ギャンブル依存症(FX依存症)の原因や特徴・治し方を徹底紹介

FX取引関係

皆さん、こんにちは(;´・ω・)

この記事が目に留まったということは何らかのギャンブル依存に悩まされていることと思いいますが、”ギャンブルが止められない”という症状は”優柔不断などの性格”ではなく、危険な病気の一種です。

 ここからは、ギャンブル依存症の一つでもあるFX 依存症の症例を中心に、その原因や克服方法などについて僕の体験から紹介していきますので、少しでも多くのギャンブル依存症患者さんの参考になれたらと思います。

※ただ、もしあなたのギャンブル依存症が”自分や周りの人の生活を崩壊させるレベル”のものであれば、できるだけ早く診療を受けることをオススメします。

ギャンブル依存症とは、精神疾患の一つに分類される病であり、
 
”自分の意志でギャンブルが止められない症状”
 
を言います。
 
普通であれば、投資は
 
”お金を増やしたい”、”豊かになりたい”
 
という動機で行いますが、ギャンブル依存症の人は、潜在的な
 
・人生の不満を発散したい”

・一度勝った時に感じた快感を再び味わいたい


・お金が動くスリルを味わいたい
 
と言った衝動でお金をつぎ込むので、この点で両者は全く別のものと言えると思います。

FX依存症とは

僕の持論ですが、ここでは、FX依存症を

1年以上負けが続いているのに自分の意志でFXがやめられない人
 
と定義したいと思います。
 
FXは継続して勝つ事が非常に困難な投資であり、9割以上の人が1年未満で脱落すると言われています。
 
つまり…ほとんどの人は依存症にすらなりません。
 
ただ稀に(僕も含めて)、1年以上負け続けていながらも、FXに依存し続けている人がいて、その人達をFX依存症と呼ぶのです。
 
これらの人はFXをギャンブルではなく投資と思っていて「いつかはプロ投資家のように勝てる日が来る」と思っているのですが、知らず知らずのうちに
 
勝つための計画的なトレード
 
ではなく、他のギャンブルと同じように
 
衝動的なトレード
 
を繰り返すようになっているのです。
 
いわゆる”タイミングを待てない”トレーダーなどはその一番の例と言えますが、このような人たちは無意識に

ポジションを取ってお金が動くスリルを味わうこと

に依存するようになっていると思います。

ちなみに僕はかれこれ6年くらいFX依存症でしたが、現在は少しずつですが収益を残せているので、この定義で言えばFX依存症からは脱出したと言えます。
 
※これからはFX依存症の症状や付き合い方をご紹介していきますが、あくまでも僕自身の経験則からご紹介するものであり、医学的な裏付けはありません。
 

FXの危険な特性

FX依存症は“かかる人が少ない稀な病気である”という風に説明しましたが、FXが持つ”ある特性”から一度発症すればなかなか厄介で完治しにくい病気でもあります。
 

①24時間取引ができる

株は通常、日本のマーケットがオープンしている時間帯しか取引できませんし、パチンコなどもお店が開いている時間帯しか遊べません。

ですので、例え大負けをしても一度”頭を冷やす時間”ができ、メンタルを整えてから再挑戦することができます。

しかし、FXは土日を除き、ほとんど24時間どこかのマーケットがオープンしていますので、一度負けが続き冷静さを失えば”24時間お金を減らし続けることができる”のです。

②高いレバレッジで取引できる

FXでは大きなレバレッジ(最大資金の25倍)で取引ができるので、少ない資金で多くのリターンを狙えます。

また、FXではレバレッジを設定しなくても自動的に25倍までのレバレッジがかけられるので、多くのトレーダーは自分がどれほど巨額のお金を動かしているか、という危機感を持たずに取引をしてしまうのです。

こうして、多くのトレーダーが”少額でも簡単に大きな利益が狙える”という勘違いをしたまま資金を減らし続けてしまうのです。

③”すぐ勝てる”と勘違いしやすい

FXは簡単に言えば「上がるか」「下がるか」の2択ですので確率で言うと2回に1回は勝てることになります。

この確率論については多くのトレーダーが「6割勝てば良いだけでしょ?」「6割勝つくらいならイケそう」と考えたことがあるのではないでしょうか?

ただ、FXにはそもそも手数料がかかりますし、人が行う裁量トレードには人の心理が深く関係してくるので、例え勝率が6割あっても損益がプラスになるとは限らないのです。

例えば、勝率6割で利益を出していくためには、

1万円の利食いと1万円の損切りを同じ心理状態でできるメンタル

くらいは必要でしょう。(僕はできません笑)

では「システムトレードなら?」と思われたかもしれませんが、人がシステムを動かす以上は結果は同じです。

投資と心理の問題についてはこちらで紹介しておりますので参考にしてください。

解説⇒FXの裁量トレードで勝てない理由は心理(メンタル)的要因にあり?!

FX依存症の人の特徴

ここからはFX依存症の症状を説明していきますので、自分に当てはまる点が無いか考えてみて下さい。

①「いつかは勝てるようになる」と思っている

例えばFXをギャンブルと考えている人が何の知識もなくFXに参入したとすればどうなるでしょうか。

恐らく高額なレバレッジでナンピンを繰り返すなどして、すぐに資金が底をつき脱落してしまうと思います。

そんな、FX業界で1年以上生き残った人は、ある程度FXのことを真剣に考えていて本気で

”いつかは安定した利益が出せるようになるかもしれない”

と考えているのではないでしょうか。

ちなみに僕はかつて数十冊の本を読みあさり、毎日トレードノートを付けながら、必死にこの夢を追いかけてきました。

このように、FX依存症の人は、「FXばギャンブルじゃないからいつか勝てるようになる」いう夢と希望を追いかけているからこそ”FXが止められない”のだと思います。

②ポジポジ病

”ポジポジ病”とはチャートを見ているとタイミングを待てずについついポジションを取ってしまう人の病です。

例えば、

・祝日の取引量や値動きが乏しい日にポジってしまったこと

・雇用統計発表で大きく下がった瞬間にポジってしまったこと

などはありませんか?

FXで勝つには”待てる意志”が必須ですが、画面を見ているとついついポジションを取ってしまう人は、

一時の衝動に駆られてポジションを取ってしまう

ので絶対にFXで勝つことはできないのです。

③スマホトレーダー

これは、場所を気にせず、スマホでポチポチと売り買いをする人のことですが、通貨の値動きはスマホのインジケーターなどで簡単に読めるものではありません。

僕の場合、パソコンのモニタ2画面にメインの通貨ペアと相関関係のある通貨ペアを表示させて、さらに5つの時間足を表示させて裁量トレードをしていますが…それでも読めません…(笑) 

仮にスマホの裁量トレードでも運が良ければ一時的には勝つことができるかもしれませんし、時期が良ければ

”もしかしたら勝ち続けることができるかも”

と思う瞬間があるかもしれませんが、FXはそんなに甘いものではありません。

つまり、スマホトレードでは長期的に勝つことはまず不可能と思った方が良いと思います。

④コツコツ資金を減らしている

FX依存症の人は、ある程度FXのことを勉強して生き抜いてきたサバイバーなので、ハイレバレッジで大損をすることは無いと思います。

また、トレードでの勝率もだんだん上がってきて、時にはある程度継続して勝つことができるため、損益もプラスマイナスゼロに近くなってきていると思います。

ただ、トレンドの流れが悪くなったり、取引量が少なくなる時期には負けが負けを呼び、一気に資金を減らします。

FX依存症の人は、こうした勝ち負けの中で徐々に資金を減らしては一定期間ごとに資金を補充するといった生活を繰り返していることと思います。

 

FX依存症を治さず克服?

FX依存症は他のギャンブル依存症と同じく潜在的な意識が起因していますので、今さら他人からFXなんか止めて代わりになるものを見つけろ」と言われても間単に止めることなどできません。

こんな記事を書いている私自身も未だFXに依存し続けていることに変わりはありませんし・・・。

つまり、本格的にFXを止めたいのなら専門医の診察を受けるべきかもしれません。

ただ…

FXを止めずとも依存症を克服する簡単な方法があります。

それは・・・負けなければいいのです笑

仮に、FXで”ストレス無く”継続して勝てるようになれば、周りに迷惑をかけることが無くなるばかりか、人生も豊かになります。

僕の場合、長年の努力の結果、裁量トレードでも少しづつ勝てるようになっていますし、スワップポイント運用でもストレス無く数十万の利益が出せていますので、FXに依存しながらもFX依存症を克服することができています。

FX依存症の克服方法

先ほど説明したとおり、もしあなたが”FXが原因で借金がある人や家庭が崩壊しかかっている人”であればきちんとした診療を受けた方がいいと思います。

ただ、そうではなくこれまでに”僕が説明したようなFX依存症”であれば、依存症とうまく付き合う事ができるかもしれません。

たった一つの意識改革

FXの魅力の一つは、”少ない資金で大きなリターンを狙うことができる”ことだと思いますが、これは完全にギャンブルの考え方ですし、普通の人が

”継続して”大きな利益を出し続けることなど絶対不可能

と思ってください。

また、FXを投資と思って頑張っている人でも、ついつい衝動的なトレードをしてしまうようであれば、それは投資でなく”ギャンブル”です!

これらの人は絶対に勝てませんし、FX依存症から脱却することも難しいでしょう。

そこで!

”FX依存を克服するために大きなリターンを得る”ことだけは諦めてください!!

もしあなたが、ハイリスク&ハイリターン投資さえ諦めることができ

この際、少ない利益でもいいや

と意識改革をすることができれば、僕が紹介する方法で依存症を克服できるかもしれません。

ちなみに、僕は”大きな夢”を見てFX業界に参入した一人ですが、途中から

ローリスク&ローリターンな投資

を目指した結果、今では毎年お小遣い程度の利益を出せるようになり、FXで生活が豊かになっています。

スワップポイントという処方箋

※近年ではコロナショック等により各通貨ペアのスワップポイントが激減していますので注意してください。

FXを1年以上している人には説明不要だと思いますが、通貨には国ごとの金利があるので、通貨ペアを保有していれば金利差を”スワップポイント”というお金で受け取る(支払う)ことになります。

このスワップポイントは微々たるものですが、ポジションを保有さえしていれば必ず手に入りますので、裁量的判断の必要もなく、初心者トレーダーでも安定した収益を出していけるのです。

一方でスワップポイントにも「元本割れ」などのリスクはありますが、正しい資金管理の下、無理のない運用を心がければ裁量トレードなどよりは確実に低いリスクで運用することができると思います

参考⇒ドル/円_スワップポイント運用の始め方を分かりやすく解説

参考⇒メキシコペソ円_スワップポイント運用の始め方を分かりやすく解説

なぜスワップポイントが効くのか?

多くのFX依存症患者は先ほど説明したように、知らず知らずのうちに自分の欲求を満たすための衝動的なトレードをしていると思いますが、こういった人たちは、

ポジションを取ってお金が動いている快感(スリル)

に依存しています。

これに対して、スワップポイント運用では

いつもポジションを持った状態

で、なおかつ

毎日お金が増え続ける

状態になりますので、一通り

FX依存症の条件を満たしている

ことになります。

つまり、スワップポイント運用をすることによって、

ギャンブル依存症の症状を別に作り出すことができる

というわけですが、スワップポイント運用では

ローリスクで取引のストレスも無い

ので、ギャンブル依存症のように大きくお金を減らしたり、生活が崩れて周りに八つ当たりすることも無くなるのです。

タバコで言えばニコチンガムか電子タバコみたいなもんです(笑)

※スワップポイント運用にもリスクはあります!例えば値動きの大きい高金利通貨などへのハイレバレッジな運用は大変危険です!!

スワップポイント運用の危険性

ここまでスワップポイント運用の利点ばかりをご説明しましたが、それはあくまでも

適切な資金で運用した場合

です!!

ギャンブル依存症の人は、お金を目の前にすれば自制心が効きにくくなりますので、

少しでも多く!少しでも早く稼ぎたい!

と思いがちですが、その精神でスワップポイント運用をしてしまいますと、間違いなく

危険な高金利通貨ペアで資金ギリギリの取引をしてしまうでしょう。

そして、ロスカットとなって多くの資金を失うことになりかねません。

ですので、もしスワップポイントに挑戦しようと思っている人は

”継続して”大きな利益を出し続けることなど絶対不可能

ということだけは忘れず、コツコツと資金を増やすことに快感を覚えるようにしてください。

スワップポイントの危険性はこちらにまとめてありますので十分に参考にしてください。

参考⇒スワップポイント運用の危険性まとめ

参考⇒トルコリラ/円_地獄のスワップ生活とは?!暴落の損失をシミュレーション

参考⇒メキシコペソ/円_地獄のスワップ生活とは?!暴落の損失をシミュレーション

なお、下のリンクでは僕のスワップポイント運用実績を毎日紹介しておりますが、僕のリアルな成功例&失敗例を見ればスワップポイント運用の実態が分かると思います

実績⇒FX【米ドル/円】のスワップポイント運用実績!

実績⇒メキシコペソ円_スワップ運用実績を毎日公開

スワップポイント運用の思わぬ効果

僕は、スワップポイント運用の他にも裁量トレードをしていますが、スワップポイント運用を始めた事がきっかけで、裁量トレードにも”思わぬ”効果が出てきました。

スワップポイント運用ではポジションを持ちっぱなしで”待つこと”が基本です。

ですので、自分でも意外でしたが、スワップポイント運用を始めた事によって”待つこと”に慣れてきたのです。

これはスワップポイント運用と裁量トレードを併用することで、分散投資になったことがきっかけかもしれませんが投資において一番大事な”心の余裕”が生まれたのだと思います。

ちなみに、これは現在の僕の【ドル/円】ポジションですが、775Pipsの含み益がありながらもなお、更なる増加を目指してポジションを持つことが出来ています。

裁量トレード一本でやっていた頃であれば、これほど待つことは絶対に無理だったと思いますね…。

まとめ:ギャンブル依存症(FX依存症)の原因や特徴・克服方法紹介

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

10年近く投資で頑張っていると、本当にお金を稼ぐことの難しさが身に染みて分かります。

特に、僕みたいな”特殊能力のない普通の人間”は投資でも仕事でも、”汗水たらしてコツコツ頑張らなければお金は増えていかないんですね…。

また、パチンコや競輪競馬に加えて、FXや仮想通貨などのギャンブル娯楽が身近になっている現代においては”普通の人が”知らず知らずのうちにギャンブル依存になることも多く、自己管理がとても難しい世の中になっていると思います。

最後になりましたが、この記事が少しでも多くの人の助けになることをお祈りしております。

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