近年、流行りつつある電動キックボードですが、各メーカーから様々な機種が発売されていて、車種によっては原付並みの速度が出るモノもあります。
原付並みのスピードが出るにも関わらす、軽量で持ち運びが可能な乗り物となれば、非常に魅力的な乗り物であることは言うまでもありませんが、その出力（キロワット）によっては”原付車”に分類されてしまい、知らずに乗っていても無免許運転で検挙される可能性があります。
また、スピードが出る＝危険性が高い！ことは言うまでもありませんが、無保険で歩道を走っていて他人に大けがをさせた場合、無免許・無保険での運行となってしまい、一生かけても償えないような賠償金を背負う危険性も十分あります。
この記事では、電動キックボードについて、
・電動キックボードにヘルメットは必要か？
・電動キックボードは公道を走れるのか？
・電動キックボードは原付に分類されるのか？
・何キロワット以上が原付になるのか？
・電動キックボードは警察に捕まる？
・電動キックボードを公道で走るにはどんな保安部品が必要か？
という項目などについて徹底解説していこうと思いますので、電動キックボードの購入を検討中の方や法律などを知らずに電動キックボードを買ってしまった！！という方は参考にしてください。
キックボード自体に明確な定義はありませんが、通常、座席を持たず、脚力だけで進む乗り物のことをキックボードと言います。
そのキックボードについては２輪のものから３輪、４輪のものまであり、子供から大人まで様々な機種が様々なメーカーから販売されています。
そして、電動キックボードですが、これはその名の通り、
動力にモーターが搭載され、電動で動くキックボード
のことを指します。
特徴としては、楽に移動できる乗り物でありながら、小型かつ軽量で持ち運びが簡単であり、新たな移動モビリティとして近年、徐々に普及しています。
電動キックボードは規制緩和されていない！
”電動キックボード”でネット検索をすると
電動キックボードが規制緩和された！
電動キックボードはヘルメット不要！
電動キックボードは自転車と同じ！
電動キックボードが公道走行可能に！
といった規制緩和に関する記事が目立ちます。
では本当に電動キックボードの規制は緩和されたのでしょうか？
確かに、
”スケボーなどと同様に公道を走行できなかったスケボーが公道で乗れる”
という点については規制が緩和されたということができるかもしれません。
ただ、公道を走るからには、道路交通法を始め、道路運送車両法、自賠責法など守るべき法律が数多く存在し、これに違反すれば当然、警察に捕まりますし、刑事・民事的に責任を負うことになるのです。
これらを考えれば、僕はむしろ
電動キックボードの規制が強化された
とも言えるのではないかと思います。
電動キックボードは公道を走れる？
吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
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